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    コックと泥棒、その妻と愛人(1989)

    欲望を召し上がれ。
    コックと泥棒,その妻と愛人 [DVD]コックと泥棒,その妻と愛人 [DVD]
    (2005/05/27)
    リシャール・ボーランジェマイケル・ガンボン

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    原題 : THE COOK, THE THIEF, HIS WIFE & HER LOVER
    カテゴリー:ヒューマン
    グリーナウェイの名を一躍メジャーに押し上げた作品。夜の闇の中、悠然と輝きを放つ高級フランス料理店“ル・オランデーズ”。ここではゴシックの食卓画を思わせる絢爛たる厨房で、腕によりをかけたコック達が作る料理が毎夜テーブルに並べられていた。この店の一番の顧客は泥棒のアルバートとその美しい妻ジョージーナの一行。自分の社会的ステータスを人に認めさせたいが為に、アルバートは盗んだ金で贅沢三昧、所かまわず乱行を働く傍若無人ぶりを発揮していた。ジョージーナはそんな夫の卑しさにうんざりしながらも、彼の残忍な性格を知り抜いており、恐ろしさの余り逃げだす事も出来ずに日々を持て余していた。そんなある日、彼女の目に一人の男性の姿が写る。常連客の学者、マイケルである。食事に同伴するのはいつも一冊の本。孤独だが知的、穏やかな物腰の彼にジョージーナはたちまち魅せられてしまう。そして二人は示し合わせたかのように化粧室のコンパートメントへ向かうのだが……。
    本作は「ZOO」以来グリーナウェイの世界に一貫している、美しい毒に満ちたブラックなユーモアセンス、衣装や装飾美術で表現されているネーデルランド・バロック美術への傾倒は、勿論映画全編至る所に見て取れるが、他の作品と違うのは“色彩”である。駐車場での濃いブルー、厨房のグリーン、レストランの赤、化粧室の白といった具合にその色彩が部屋ごとに変わる。そして登場人物の衣装も、その部屋を移動する度に部屋の色彩に合わせて変化してゆく。これは、彼が作中のテーマである、食欲・性欲・名誉欲といったものに加え暴力・死といったものをその“色彩”で表現しているからに他ならない。この作品は、グリーナウェイの映画が苦手な人でも比較的入りやすい作品であると同時に、人間の持つあらゆる“欲”といったものがいかに醜いかといったことを、絢爛豪華な美術、独特のユーモアセンスで描いた、彼の作品群の中でも「ベイビー・オブ・マコン」と並んで3本の指に入る傑作だ。また本作でも彼の作品には欠く事の出来ない、マイケル・ナイマンが音楽を担当し、映像との相乗効果を高めているのは勿論、この頃はまだ余り名の知られていなかったティム・ロスが作中の泥棒一味の子分役で出ているのもまた一興である。
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    テーマ : 洋画
    ジャンル : 映画

    tag : ヒューマン

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